お金持ちになりたいなら投資と投機は明確に区別すべき
投資と投機、違いは何でしょう?
言葉の定義は人によって違っていて、明確な共通定義はありません。
私は明確に区別して、投資を行い、投機は行わない ようにしています。
お金持ちになるためには、投資と投機は明確に区別して、投資を行う必要があると思います。
ー 目次 ー
1.投資と投機、私の定義
投資と投機、私は次の定義が一番しっくりきました。
- 投資・・・歴史的にプラスサムゲームのもの
- 投機・・・歴史的にゼロサムまたはマイナスサムゲームのもの
これで言葉を使い分けています。
2.プラスサムゲーム、ゼロサムゲーム、マイナスサムゲームとは
ここで、プラスサム、ゼロサム、マイナスサムについて説明します。
サムは英語でSum。Summary(総和)の略です。
つまり、総和がプラスかゼロかマイナスかの違いです。
ゲーム参加者のゲーム開始前のお金の合計と、ゲーム終了後のお金の合計がプラスになるかイコールになるかマイナスになるか、でゲームを分類しています。
例えば、麻雀は負けた人が買った人に支払うゲームで、参加者全員のゲーム開始前とゲーム終了後のお金の合計は同じなのでゼロサムゲームです。
※参加料や場所代が必要な場合はマイナスサムゲームになる。
一方、競馬やパチンコは、胴元(運営側)が数十%儲けるしくみなのでマイナスサムゲームです。一部の勝つ人はいますが、馬券を買った全員の収益を合計するとマイナスです。
一番ひどいのは宝くじです。還元率は50%以下です。
一方、長期の株式投資は会社の成長や会社が上げた利益からの配当もあるので、プラスサムゲームです。
但し、短期の株式投資は麻雀と同じでゼロサムゲームになります。
3.投資と投機の具体例
では、投資と投機の具体例を当てはめてみます。
<投資>
<投機>
- パチンコ、競馬、カジノなどのギャンブル
- 宝くじ
- 短期の株式、FXなどのトレード
宝くじは投機です。
4.結論
お金を投入するのであれば、平均してプラスの期待値が得られる世界(投資)で勝負した方が優位だと思います。
わざわざゼロサムやマイナスサムのゲームを選ぶ理由が分かりません。
娯楽としてやるならいいと思いますが、お金を増やしたいと思うなら投資を行いましょう。
おすすめの株式投資ブログ3選 〜中長期投資家〜
株式投資をする上で、参考になったおすすめブログを3つ紹介します。
今回紹介するのは中長期投資家向けのブログです。
1.サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。
割安成長株への投資で、250万円を元手に資産2億円以上を達成した凄腕投資家です。
ハンドルネームは「弐億貯男」さん。
このハンドルネームはブログを始める際、奥さんが命名したそうです。(先日Twitterでつぶやいてました)
日々の日記的な記事の中に、自身の銘柄選定や売買タイミングなどの考え方が書かれていて、勉強になります。
現物の株式投資だけで、ここまでの資産が築けるという希望をもらえます。
また、割安で成長する企業に投資するスタイルは、サラリーマン向きの投資スタイルだと思います。
ブログではたびたび買付余力の大事さも説いてます。
何度も暴落を経験した先輩投資家の金言だと思います。
2.ろくすけの長期投資の旅
ブログでは株主総会出席のための鉄道旅日記や、月間成績、本の紹介など色々書かれています。
私は、自身の仮設を元にした銘柄分析の記事が好きです。
IR資料の読み込み方法やそこから導き出す仮説の立て方が勉強になります。
また、私はこのブログから不景気でも安定して売上が見込めるストック収益について学びました。
その考え方は今でも企業分析に活かしています。
ろくすけさんは、少し前に(昨年?)FIREされました。
普通、専業になると守りの投資が増えると思います。
しかし、ろくすけさんの場合は専業になってからの方が、より自分好みの企業への投資に集中してる感じがします。
凄い!
3.エナフンさんの梨の木
ピーター・リンチの投資法を日本市場に当てはめた投資スタイルです。
短めの記事ですが内容は濃いです。
難しい内容を、簡単な言葉や図で説明してくれます。
なるほど!と唸る内容の記事が多く、毎回勉強になります。
ブログの更新は不定期ですが、私の感覚だと株価が高値圏のときは休みがち、株価が下落し安値圏になると活発な印象です。
ブログと同じで投資も株価が下落局面になると活発になるのでしょう。
以上、おすすめブログ3選でした。
注意として、投資でパフォーマンスを出すためには人のオススメ銘柄や、メディアで取り上げられた人気銘柄への投資は不利です。
ついつい同じ銘柄が欲しくなりますが、そこは我慢です。
【7376 BCC】が今日も年初来高値を更新。そろそろ売ろうかな。
本日、私の日本株ポートフォリオは前日比+15,349円となりました。
日経が-1.6%下げた中で健闘しました。
さて、
【7376 BCC】が+209円(+12.37%)上昇し1,784円と今日も年初来高値を更新しています。
今週の値上がりスゴいです。
- 10/31(月) +57円 1,429円
- 11/01(火) +50円 1,479円
- 11/02(水) +96円 1,575円
- 11/04(金) +209円 1,784円
私はそろそろ売ろうかと考えています。
理由は、5年後の利益を先取りした株価になってきたからです。
私は今年4月に購入する際に次の様なストーリを期待しました。
- 当社が順調に成長した場合、5年後に派遣人数が今の倍になる
- それに伴い売上・利益も成長すると期待
- その結果、5年後、営業利益で3億円を予想
営業利益3億円、純利益1.8億円とすると、
5年後にこの辺りの株価になればいいなと思って購入しました。
それが5年を待たずして、業績を伴わないで、株価的にはこの水準に到達しています。
ラッキーです。
今から感謝の気持ちで売り注文出したいと思います。
月曜日約定するといいな。
おすすめ投資本「ピーター・リンチの株で勝つ」より即実行できる技を3つピックアップ
株式投資を始めてから投資関係の本を夢中で読みました。
本記事では、夢中で読んだ投資本の中でもホントにおすすめできる本を厳選して紹介します。
本の紹介だけだと、きみまるさんのブログを読んだ方が有用です。
そこで、私は本の内容から初心者がすぐ使えるテクニックを3つ抜き出して紹介したいと思います。
時間がない、本が苦手の人向けに書きます。
ー 目次 ー
今回紹介する本について
伝説のファンドマネージャー「ピーター・リンチ」が、個人投資家に基本的な情報と勇気を与えるために書いた本です。
アマチュア(個人投資家)はプロより好業績を上げやすく、有利だと説いています。
すぐ使えるテクニック第3位 ~身の回りの変化を感じる~
難しい知識を収集したり、専門外の企業を分析するよりも、消費の最先端にいる自分や周りの評判に投資のチャンスがあると説いています。
例えば、
- 最近できた人気のドーナッツ店
- 近くですごい勢いで拡張している工場
- 美味しい飲食店
- 友人の間で人気の商品
- 主婦の間で人気のパンスト
- ショッピングモールで人込みができているショップ
など。
日々の生活の中に投資のチャンスがある。
私はこの本から学びました。
すぐ使えるテクニック第2位 ~今の仕事を投資に生かす~
自分がやっている仕事の中にこそ、投資のチャンスがあると説いています。
・セメント会社に勤めていたらセメント価格の上昇から業績向上を分かるはず
・会社で使って便利になったツールやサービス
・医療関係者なら何度も処方する薬
など。
しかし、実際は医者は医療関連株よりも石油会社の株を買うし、靴屋の店主は製靴会社の株よりも航空宇宙株に、航空宇宙関連企業に働く技師は逆に製靴会社の株を買う。
なぜ隣の芝は青く見えるのか。
第一線で仕事をやっていたら、プロのアナリストよりも生の情報が得られているハズです。
その業界については他の人より優位な立場にいるんです。
仕事で得られる情報を投資に活かす、大事です。
すぐ使えるテクニック第1位 ~完璧な株~
ピーター・リンチが思い描く完璧な株として、買いたい株の13の特徴が書いてます。
- 面白味のない、または馬鹿げている社名
- 変わり映えのしない業容
- 関心しない業種
- 分離独立した会社
- 機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社
- 悪い噂の出ている会社
- 気の滅入る会社
- 無成長産業であること
- ニッチ産業であること
- 買い続けなければならない商品
- テクノロジーを使う側であること
- インサイダーたちが買う株
- 自社株買い戻し
どうです?
以外じゃないですか?
「どんな馬鹿でも経営できる」会社が理想と言っています。
みんなが期待や注目していないけど、しっかり利益を出す企業を狙うのです。
私の投資スタイルもこの本の影響をモロに受けています。
読み物としても面白いので、未読の方は是非どうぞ。
【7376 BCC】が今日も年初来高値を更新。上がる風船は手放すな
本日、私の日本株ポートフォリオは前日比-26,019円となりました。
最近は下落傾向です。
さて、
【7376 BCC】が+96円(+6.49%)上昇し1,575円と昨日に引き続き年初来高値を更新しています。
年初来高値や上場来高値を更新すると、その株に投資している人、全員が利益が出ている状態になります。
また、高値づかみ(塩漬け)で売却したいと思っている投資家がいなくなり、売り圧力も弱まります。
また、株価上昇していると注目も集まり、新規投資家を呼び込みます。
バリエーションの面では購入理由は減りますが、投資家の人気・心情面では購入理由が増え・売却理由が減ります。
それで一層高値を付ける傾向があります。
また、それを狙う投資法もあります。
新高値を更新(ブレイク)したタイミングで買う手法です。
(↓↓↓オニールのCAN-SLIM法が有名ですよね)
【7376 BCC】は、昨日ブレイクした(年初来高値を更新した)ので、それで勢いがついて今日も上昇したと思います。
「落ちるナイフは拾うな」に対抗する名言を思いつきました。
「上がる風船は手放すな」
バリエーション的には売りでも、株価に勢いのある間は保持した方がよさそうです。
【7376 BCC】が年初来高値を更新
本日、私の日本株ポートフォリオは前日比-9,627円となりました。
今日も横這いです。
【7376 BCC】が+50円上昇し1,479円と年初来高値を更新しています。
当社はIT企業向けに営業職を派遣している会社です。
IT業界では技術職の派遣は多いのですが、営業職の派遣はユニークだと思って購入しました。
昨年上場した若い会社です。
営業を育成して、育成した営業を派遣に出して売上を立てています。
ビジネスモデルで重要なのが人材採用だと思います。
その人材採用は、上場によって会社の信用度が上がることで、これまで以上に優位になると思い、今年の4月に株価969円で購入しました。
今期の業績(3Qまで発表済)はイマイチなのですが、なぜか株価は上昇しています。
11/14発表予定の決算期待でしょうか。
決算楽しみです。
株価が上昇して割高(高PER)になった銘柄をいつまで持ち続けるか
本日、私の日本株ポートフォリオは前日比-2,044円となりました。
今日も横ばい。
【3836 アバントグループ】が第1四半期の決算を発表しています。
昨年の1Q対比で増収・増益で、順調な決算でした。
受注残高も6,455と過去最高で、今後の業績にも安心感があります。
場中の発表だったので今日の株価にも反映されています。
株価は+66円上昇し1,478円(+4.67%)となっています。
さて、
株価が上昇して割高(高PER)になった銘柄をいつまで持ち続けるか?
どのタイミングで売るか?
について私の考えを書きます。
投資を始めたばかりのころは、株価が上昇すると嬉しくてすぐ利確していました。
逆に株価が下落すると、損切できなくて買値に戻るまで塩漬けしてました。
少し経験を積むと、自分の買値なんか市場は知らないし、買値を意識して感情で売買していたら勝てないことに気づきました。
間違っていたら損切する。
順調に成長していたらできるだけ長く保有する。
できるだけ利益を大きく伸ばすことを心がけるようになりました。
すると利益が出せるようになりました。
3銘柄買って、2銘柄損切りしても、1銘柄成長すると利益は出ます。
しかし、私は割安な銘柄を買う投資スタイルなので、株価が上昇して割高(高PER)になると落ち着かなくなります。
高PERだとボラティリティも高くなるため、せっかく上昇したのに、なにかのタイミングで大きく下げる事が怖いです。
また、新たに有望な銘柄が見つかったとき、現金余力が十分なければ、ポートフォリオの中からどれか売って資金を捻出する必要があります。
そうなったとき、割高な銘柄を売りたくなります。
それで【3836 アバントグループ】も100株だけを残して売ってしまいました。
他の銘柄でも、後で振り返ると早く売りすぎの場合が多かったです。
今は、
順調に成長している企業は割高になっても我慢強く保有を続ける方がよいと考えています。
私がもう割高だと思う水準を超えて、株価は上昇する傾向があります。
また、その様な銘柄に限って業績の成長も続くのです。
どの程度株価が上昇したら売るか?
今の考えは、
例えば、PER=10程度の株価で買った株
PER=30倍くらいの水準では、我慢して保有続けます。
PER=50倍くらいまで我慢します。
PER30倍でも我慢して売らない。
その練習のためにも【3836 アバントグループ】は保有続けます。