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若者が狙われる投資トラブル(NHKニュース)を見て思うこと

今朝のNHKニュースでやっていた「若者が狙われる投資トラブル」というテーマの放送見ましたか?

大学を出たばかりのお嬢さんが投資詐欺に遭って借金を苦に自殺したという内容です。

私も子供をもつ身として考えされました。

今回の投資詐欺は、簡単で典型的な手口です。

基礎的な金融リテラシーさえあれば回避できたはずです。

しかし、金融リテラシーは学校では教えてくれないので、家庭で教える必要性を改めて考えさせられました。

 

以下順を追って説明していきたいと思います。

1.NHKニュースの内容

母子家庭で育ったA子さん。

大学を出て就職して親孝行したいと願っていた。

お金を貯めてお母さんを海外旅行に連れていきたいと考えていた。

しかし、給料は20万円。奨学金も400万円あり、なかなかお金は貯まらない。

投資でお金を作ることに興味を持っていた。

 

そのタイミングで詐欺に遭った。

詐欺のの手口としては、セミナーに呼んで投資の話をする。

仮想通貨などをAIを使って安定的に運用するから儲かるよ」という話。

投資資金がないなら、消費者金融から借りればいいと言って、消費者金融から借りるノウハウも伝授される。

A子さんは複数の消費者金融から150万円借りて投資したが、結局、お金は返却されず、消費者センターに相談しても解決できない。

借金を苦に自殺したという内容。

 

2.なぜ詐欺に引っかかるのか

これは、ポンジスキームという典型的な詐欺手法。

若いうちは知人・友人から声をかけられる投資の話の90%以上は危ない話。

 

セミナーに参加すると講師はとっても話が上手。

話を聞いていると希望が湧いてくる。

同調圧力もあり"いい人"ほど引っかかる。

しかも、話す内容の95%はまっとうな話。真実。結論の5%だけが嘘。詐欺。

その5%を見抜くためには金融リテラシーがいる。

 

例えば金融リテラシーとして

  • どんな投資の種類があるか知っているか?(株式、債券、不動産、仮想通貨など)
  • 株式投資の平均利回りがどれくらいか?
  • ポンジスキームとは何か?

こんなことを知っていれば今回の詐欺には引っかからなかったと思います。

 

3.子供の金融リテラシーを高めるために

金融リテラシーは学校では教えてくれないので家庭で教える必要があります。

我が家では、夕食時など家族が集まって話をするとき、学校や部活の話と同様にお金の話もしています。

しかし、難しいですね。まだまだです。

我が子も恐らく今回の詐欺は見抜けないと思います。

 

以前見た中田敦彦YouTube大学のビデオが秀逸だったのでリンクしておきます。

 

youtu.be

 


この動画を見ておくだけでもかなりの詐欺から身を守れると思います。

子供が旅立つまでに、基礎的な金融リテラシーは与えてあげたいですね。

 

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