値上げ商品のメーカーは有望な投資先となるか検証
面白いサイトを見つけました。
東洋経済社がこの1年で商品ごとに値段がどれくらい上昇したかグラフ表示するサイトを開設しています。
↓↓↓
国内で販売されている主要商品の価格推移 | 東洋経済オンライン
このサイトを眺めていて思いつきました!
仮説
- 値段が上がっている
⇩ - ちゃんと価格転嫁ができている
⇩ - 優れた企業や業界なのでは!?
⇩ - 有望な投資先!?
本記事では、値上げしている商品を作っている会社 = 有望な投資先 となるのか仮説を検証してみました。最後の結論まで読んで行ってくれると嬉しいです。
ー 目次 ー
1.最も値上がりした商品は?
そこで、このサイトによると1番値上がりしているモノについてこの仮説を調査してみることにしました。
食品油が1番値上がりしているようです。
- キャノーラ油:388円 前年比 119円増(44%増)
- サラダ油 :378円 前年比 47円増(14%増)
2.製油業界の業界シェア
そこで製油業界の企業を少し調べてみました。
業界動向サーチの情報によると、シェアは以下の様になっています。
出典:製油業界の動向や現状、ランキングなどを研究-業界動向サーチ
3.シェア上位企業の直近決算
シェア上位4社の直近の決算短信は以下のとおりです。
昨年に比べて増収増益の企業が多いですね!
4.結論
この決算を見ると私の仮説は当たっているように見えます。
やっぱり状況に応じて素早く価格転嫁できる企業や業界は強いと思います。
何らかのビジネス上の「堀」があるから価格転嫁できるんだと思います。
私は大型株を投資対象としていないので、これ以上の調査はしません。
もし投資するのであれば、ビジネス上の「堀」が何なのかもう少し深堀してから投資することをおススメします。