スモール投資家の株で勝つ

小遣い3万円でも株式投資で世界が変わる

株式会社を英語で「Ltd.」と書く理由 ~株式会社は投資リスクを限定したすごい仕組み~

株式投資をやっていない友人に

「なぜやらないの?」

と聞くと

  1. 「危なそう」
  2. 「難しそう」
  3. 「損するのが嫌」
  4. 「借金背負うのが怖い」

などの返答が返ってきます。

1.2.3は分かります。
4.の借金?株式なのに?強烈な違和感がありました。

本記事を読むと私が抱いた違和感が分かるようになります。ぜひ最後まで読んで行ってください。

 

ー 目次 ー

 

1.株式会社を「Ltd.」と書く理由

「Ltd.」は「Limited」の略です。

「Limited」直訳すると「限定」です。

何が「限定」されるか・・・株式会社はオーナー(出資者)の投資リスクを限定的にする仕組みなんです。

オーナー(出資者)は自分の投資金額を失うリスクだけを負い、それ以外の事業責任は負わなくてよいんです。

何がすごいのかピンとこないですよね。

私は、株式会社の成り立ちのエピソードを聞いて腑に落ちました。


2.株式会社 成り立ちのエピソード

昔ヨーロッパで大航海時代がありました。

ヨーロッパから船でインドまで行き、インドで採れる貴重な香辛料をヨーロッパに持ち帰ることでに莫大な富をもたらしました。

航海は命がけでした。

当時の航海技術では、途中で沈没したり帰れなくなってしまう危険が十分ありました。

それでも挑戦する若い冒険家は次々に出てきました。

しかし、冒険家は貿易に必要な船や積荷、また船員を雇う資金がありません。

一方、資産家は貿易には興味があるのですが、資産家は冒険したくありません。

そこで、資産家(オーナー)は、冒険家を雇って貿易は冒険家に任せることにしました。

オーナーは、航海が成功した場合は莫大な富が得られて満足でした。

しかし、失敗した場合、用意した船や積荷を失うばかりでなく、船員の死亡の補償や責任もオーナーに降りかかってきました。

やがて、資産家は貿易のリスクが大きすぎるため出資しなくなりました。

そうなるとそれまで盛んだった貿易も目に見えて衰えるようになりました。

 

そこで生み出された仕組みが株式会社です。

オーナーはお金は出すけれど、事業の責任からは免除される仕組みです。

オーナーの責任を限定的にした発明でした。

これの仕組みにより、オーナーは貿易が成功した場合には莫大な富を、貿易が失敗した場合には出資金を失うリスクを負うだけになりました。

オーナーは船員の死亡の補償や責任は負わなくてよいのです。

この発明のお陰で資産家は貿易事業に盛んに出資するようになりました。

それにより貿易が盛んになり国も富むようになりましたとさ。

 

3.まとめ

どうでしたか?

株式会社はリスクを限定したすごい仕組みだと思いましたか?

株式投資とは企業のオーナーになることです。

今の時代になれば、投資家が企業の不祥事の責任を取るなんて考えられませんよね。

失っても投資資金だけ。リスクが限定的だから投資できるのです。

 

冒頭の話、私が抱いた違和感について理解できたでしょうか?

株式投資で借金を負うこと(0円以下になること)は仕組上ありません。

出資者が借金を負わなくてよい仕組みを発明した結果が株式会社なのです。

 

お金持ちになるためには、資本主義の仕組みを理解することが必要だと思います。

一緒に知識も資産も成長していきましょう。

 

信用取引レバレッジをつかった場合は投資元本よりも損をする場合もあります。
それは自分の持っているお金の以上の金額を投資しているためです。
投資する時点で証券会社から借金している状態なので気をつけましょう。 

 

今日も読んでくれてありがとうございました。 読者登録してくれると嬉しいです。 にほんブログ村 投資ブログへPVアクセスランキング にほんブログ村