損切のコツ ~損切はパフォーマンス改善の手法~
みなさん損切は得意ですか?
損切って心理的に難しいですよね。
「損を確定するのは嫌だ」「株価はいつか戻ってくるんじゃないか」なんて思って、私も昔は損切できなくてポートフォリオは塩漬け銘柄がばかりの状態でした。
しかし、あるとき、「このままではダメだ」「もっと良い銘柄に入れ替えないとダメだ」と、思い切って損切して銘柄を入れ替えました。
すると、それからパフォーマンスが出るようになったのです。
今では損切こそパフォーマンスの源だと思って心のダメージなくできるようになりました。
本記事では、損切によってパフォーマンスが改善する実例と損切のコツを伝授します。
塩漬けしている人、パフォーマンスが出ない人、ぜひ読んで行ってください。
1.最近の損切例
私は、8月の月次報告で2銘柄の損切を報告しました。
その後、この2銘柄どうなったか見てみます。
【NFLX ネットフリックス】の損切
- 購入:500$(2株)
- 売却:250$で損切 ➡ 約7万円の損失確定
- 現在:237$
【3134 Hamee】の損切
- 購入:1,648円(100株)
- 売却:1,128円で損切 ➡ 約5万円の損失確定
- 現在: 900円
結果
もし、損切していなかったら、損がさらに膨らんでいた!
以上の損切で、約18万円の現金を得ました。
その資金のうち17万円を使って以下の2銘柄購入しています。
【4800 オリコン】へ入替
- 購入:818円(100株)
- 現在:950円 ➡ 約1万円の含み益
【9223 ASNOVA】へ入替
- 購入: 865円(100株)
- 売却:1,650円 ➡ 約8万円の利益確定
結果
入れ替えた銘柄は約9万円の上昇!
損切はダメな銘柄を手放して損の拡大を防ぐだけでなく、よりよい銘柄に入れ替えることができるのです。
2.損切のコツ
先ほどの実例を見て損切してみようかなと思ってくれましたか?
損切を検討する場合、私は以下のポイントを考えています。
検討ポイント
- 何もないマッサラな状態で「その銘柄を今の株価で買うか?」自問します。
答えがNoであれば、損切した方がよいかもしれません。 - 自分の買値なんて市場は知らないし、それが理由で株価は上下しない。
よって、売却時に自分の買値を意識するのは合理的じゃない。
損したくないからといってモタモタしていると、投資で一番大事な時間を奪われてしまいます。
自分で記事を書いていて、改めて損切の大切さを痛感しました。