おすすめ投資本「ピーター・リンチの株で勝つ」より即実行できる技を3つピックアップ
株式投資を始めてから投資関係の本を夢中で読みました。
本記事では、夢中で読んだ投資本の中でもホントにおすすめできる本を厳選して紹介します。
本の紹介だけだと、きみまるさんのブログを読んだ方が有用です。
そこで、私は本の内容から初心者がすぐ使えるテクニックを3つ抜き出して紹介したいと思います。
時間がない、本が苦手の人向けに書きます。
ー 目次 ー
今回紹介する本について
伝説のファンドマネージャー「ピーター・リンチ」が、個人投資家に基本的な情報と勇気を与えるために書いた本です。
アマチュア(個人投資家)はプロより好業績を上げやすく、有利だと説いています。
すぐ使えるテクニック第3位 ~身の回りの変化を感じる~
難しい知識を収集したり、専門外の企業を分析するよりも、消費の最先端にいる自分や周りの評判に投資のチャンスがあると説いています。
例えば、
- 最近できた人気のドーナッツ店
- 近くですごい勢いで拡張している工場
- 美味しい飲食店
- 友人の間で人気の商品
- 主婦の間で人気のパンスト
- ショッピングモールで人込みができているショップ
など。
日々の生活の中に投資のチャンスがある。
私はこの本から学びました。
すぐ使えるテクニック第2位 ~今の仕事を投資に生かす~
自分がやっている仕事の中にこそ、投資のチャンスがあると説いています。
・セメント会社に勤めていたらセメント価格の上昇から業績向上を分かるはず
・会社で使って便利になったツールやサービス
・医療関係者なら何度も処方する薬
など。
しかし、実際は医者は医療関連株よりも石油会社の株を買うし、靴屋の店主は製靴会社の株よりも航空宇宙株に、航空宇宙関連企業に働く技師は逆に製靴会社の株を買う。
なぜ隣の芝は青く見えるのか。
第一線で仕事をやっていたら、プロのアナリストよりも生の情報が得られているハズです。
その業界については他の人より優位な立場にいるんです。
仕事で得られる情報を投資に活かす、大事です。
すぐ使えるテクニック第1位 ~完璧な株~
ピーター・リンチが思い描く完璧な株として、買いたい株の13の特徴が書いてます。
- 面白味のない、または馬鹿げている社名
- 変わり映えのしない業容
- 関心しない業種
- 分離独立した会社
- 機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社
- 悪い噂の出ている会社
- 気の滅入る会社
- 無成長産業であること
- ニッチ産業であること
- 買い続けなければならない商品
- テクノロジーを使う側であること
- インサイダーたちが買う株
- 自社株買い戻し
どうです?
以外じゃないですか?
「どんな馬鹿でも経営できる」会社が理想と言っています。
みんなが期待や注目していないけど、しっかり利益を出す企業を狙うのです。
私の投資スタイルもこの本の影響をモロに受けています。
読み物としても面白いので、未読の方は是非どうぞ。